新品二万六千円!TT Artisan 10mm f/2 C がコスパ抜群な件

天体写真(機材)

格安超広角レンズ TT Artisan 10mm f/2 C APS-C

3月に入りました。ということはいよいよ夏銀の撮影シーズンがやってきます。

そこに向けてイロイロと準備をしているところですが、夏銀は比較的明るいので

星景写真映えしやすく、この時期はワイドに横たわる姿が印象的ですよね。

その撮影のためには超広角レンズがあると良いのですがただワイドなだけでなく

空の撮影ですからできればF値の小さい、明るいレンズが欲しくなってくるところ。

でもそんなレンズはお高い!とお嘆きのアナタ!にピッタリの一本があります。

TT Artisan 10mm f/2 C と呼ばれる、ミラーレス機用の超広角レンズです。

マウントはソニーE、ニコンZ、フジX、キヤノンRF、そしてM4/3と対応幅も広いです。

以前にもこの魚眼レンズ版を紹介しましたが、今回はより素直な写りを示す一本です。

なお、電子接点の無い完全マニュアルタイプですが、星空ならほぼ問題ないでしょう。

さてこの格安超広角、いったいどんな写りを見せてくれるでしょうか・・・・?

FUJIFILM Xマウント版の星空実写テスト

それでは早速、撮影結果からご覧いただきましょう。少し前に撮ったものですが、こちらです。

いや、これ普通にめっちゃ写ってない?

正直、以前の魚眼レンズよりも光学性能はレベルアップしている様に感じました!

だってこれ、絞りは開放F2での撮影ですからね。ちなみにボディはFUJI X-A3を使いました。

等倍像のチェック:星景写真なら開放でも充分だと思います

一応開放の等倍像も載せます。結論から言うと、星景写真ならこれで充分なレベルだと思います。

中央RGBカラー

中央RGB分解

中央に関してはびっくりしたのですが、星がほぼ点像で写ってくれます。

若干の青ハロ傾向こそありますがほとんど気になる事はないでしょう。

どうしても、という場合はソフトフィルターを使えば、もうわからなくなってしまいます。

周辺RGB合成

周辺RGB分解

流石に最周辺にやってくると苦しくなってきます。特に短波長側ほど収差が目立ちますね。

しかしRに関してはほぼ結像していますから、周辺でも崩れは少ない方と言えるでしょう。

これもソフト系のフィルターをかければ気にならなくなる程度のレベルだと思います。

もちろん絞ることでも改善しますが、このレンズは絞り羽根の関係で「ウニ」が出ます。

好みにもよりますがやはり明るさも活かしたいですし、開放で撮ったほうが良さそうです。

結論:コスパ重視の星景撮影なら最高峰の一本!

いかがだったでしょうか?確かに最近の超ハイレベルなレンズに比べると、数歩劣ります。

しかし注目すべきはそのお値段で「この価格でこの写り」という点です。

加えてマウントもかなり自由に選択できるため、多くのカメラで活用できるレンズです。

一点ほど、個体差によるバラツキが心配ではありますが、これは高級レンズでも出るものです。

買い直してもそこまで負担にならないので、ひとまず手にしても悪くない一本ですね。

これからのシーズン「お得に天の川を撮りたい!」という方にはオススメできるレンズです。

コメント

  1. くりぼー より:

    こんにちは、私もこのXマウントを購入しました。X-S10で撮影していますが、ハズレだったのか、周辺の非点収差が大きく、他のユーザーさんのYouTubeやブログでの内容より結果は良くなかったです。他ユーザー様より画像付きで問い合わせて見ればと言うので問い合わせてもこんな物ですで終わりました。タイムラプス様なのでコスパが良いので使いますが、メーカーや販売店の対応はさすが中華でした。

    • enif より:

      こんにちは。当たり外れはあるみたいですが、いくつか確かめてみてください。まず、X-S10の場合は手ぶれ補正を切っているかどうか?またピント位置は最適か?急激な温度変化はなかったか?などです。また大前提として周辺まで無収差というレンズではありません。ただ、他の方からもハズレ報告上がっていますのでその可能性も大いにあります。僕のは(2万円台と思えば)良い個体だったので、もしかしたら生産ロッドによって質が悪化しているかもしれません。
      もしどうしても納得いかない、と思われたら画像データを送ってください。確認した後、僕からもメーカーの方に伝えておこうと思います(応答してもらえるかどうか、保証はできませんが…)。

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