CP+2024:天文系メーカー編

天体写真(機材)

さて、すっかり祭りの後という感じではございますが、ぼちぼちCP+まとめをやっていきます。

このブログでは主に天文メーカーに関して色々とメモをしておこうと思っております。

サイトロンジャパン

まずは一番バリエーション豊かなサイトロン・ジャパンさんから。

Skywatcher、Askar、Laowaなどなど、基本的には大陸産はここを通して入ってきます。

まずは一部界隈でとても話題になったこのプライムフォーカス望遠鏡。

スペックは確か120mm F2(2.5だった?)でちょっと信じられないような仕様の一本です。

そのせいか使えるカメラはかなり限定されるようですが、とても意欲を感じる筒です。

その隣に置いてあったのがこの「子午線越え」できる赤道儀なんですけど。。

正直、強度不足感が否めなかったです。叩くとフラフラと明らかに揺れてしまうんですよ。

聞いた話では地面が柔らかい絨毯だったのでその影響かもしれないのですが、しかし

「搭載重量35kg」というのは個人的には無理じゃ無いかと思ってしまいました。

さらにその隣にあった太陽望遠鏡。全てがセットでスターターキットとして最適ですね。

こういう必要なものがワンセットになっているのも海外メーカーの特徴だと思います。

続いてはAskarの鏡筒群。小さいものから大きいものまで、勢ぞろいという感じでした。

ここで聞いた話なんですけど、展示はされていないですが反射鏡筒は刷新中らしいのです。

そして僕のSS13028HNTも改修中とのことで

「斜鏡周りを改善した新しいものが出る、かも」

ということでした。すげぇショツクッッ!!!!!まぁ明らかに「手抜き」でしたからねぇ。。

続いてはカメラたち。ここも冷却のフルサイズやるみたいですね。かなり小さく出来ています。

経緯台も見て回ったのですが、個人的にはあまりしっくり来たのは無かったかな。。


他にも双眼鏡や星空グラスなど、とにかく多種多様な製品が取り揃えてあったという印象でした。

ビクセン/ Vixen

続きましては伝統のVixen。今回はフォトビジュアル鏡のバリエーションを増やしていました。

これはVSD65。どちらかというと55mmの上位版といったところか。レデューサーも開発

しているらしいですが、イメージサークルはAPS-Cを予定しているみたいです。

さらに70mmクラスまで用意されるようです。VSDもかなりラインナップ増えますね。

ただ、90mmより大口径には振らないみたい。「ツチノコ」の再々登場はあるのでしょうか。。

他にはセレストロンがVixen扱いなのですが、どうやらスマート望遠鏡も登場するみたいです。

僕が行ったときは本社の方がお越しになっていたようで、説明は全部英語!

どうにかこうにか聞き取ったのはこれがRASA光学系で4000ドルになること。

またカメラを変えることができるようで、フィルターBOXなども用意されているようです。

多分なんだけど、ユニステラの技術者がこっちに来たとかなんとか言ってた気がする。。

ZWO

続いてはZWO。冷却カメラやASIAir、そしてSeeStarが有名ですがブースは小さめ。

Wow!中判冷却ですよ、これ。夢ですね。使える光学系はどれくらいあるのか。。

そして望遠鏡セットも展示していました。ちょっと見ないうちに望遠鏡も出していたのか!

といってもどこかで見たことあるような?とにかくZWOでワンセット組めるみたいです。

BORG

こじんまりとはしていましたがBORGも健在。ただ、種類はあまり多くなかったです。

目玉はなんといってもこのBORG120FL。新素材のカーボンを使っているみたいです。

従来よりさらに軽くて丈夫、断熱材がサンドイッチされていて熱特性も良いとか。

まとめと朗報

だいたいこんな感じですかね〜。やっぱり一番人が多かったのはサイトロンでした。

いろんな方もお見えになっていてセミナーが開催されていたのも要因の一つでしょうか。

そして最後に朗報です!ソフトフィルターの代表格といえばLeeソフトでしたが

生産が終わって中々手に入らない状態が続いていました。しかし。。。

ついに代替品の登場です!Kenkoがプロソフトンのリアバージョンを準備中。

種類は3タイプとLeeより調整幅は狭くなりましたが、ともかくあるだけで有難いです。

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