Stellarium(ステラリウム)とは?
Stellarium(ステラリウム)とは無料のオープンソースプラネタリウムです。
ほぼ全てのOSで動作し様々な天体の見え方をシミュレートをすることができます。
以下のサイトからOSに合ったものをダウンロード、インストールしたください。
このソフトには様々な天体データが内蔵されています。
また彗星や小惑星など日々発見される天体をアップデートすることができます。
Youtubeチャンネルでご要望ありましたのでここではその方法を簡単にまとめておきます。
彗星データの取得方法(小惑星にも応用可能)
それでは早速Stellariumを開きましょう。
まずは左サイドバーにある「Configuration window」を選択し立ち上げてください。
次に「Plugins」に移動し「Solar System Editor」を選択してください。
以下のような画面になったら「configure」をクリックしてください。
さて「Import data」ウィンドウが立ち上がりますので、ここでデータ追加します。
今回は彗星データを追加するため「Comets」にチェックを入れておきます。
データについては「MPC’s list of observable comets」を選びます。
大抵の明るく「名前の通った」彗星であればこちらを選んでおけば大丈夫です。
以上のように設定を行ったのち「Get orbital elements」つまり軌道要素を取得します。
表示可能な彗星が一覧で表示されます。
ここで「Mark all」をクリックすると全ての彗星が選択状態になります。
個別に入れたい時はその彗星のみにチェックボックスを入れておいてください。
(例えば C2022/E3 (ZTF) などと表示されていればその項目をチェック)
最後に「Add objects」をクリックすると無事に新規彗星が表示されるはずです。
まとめ
Stellariumへの新規彗星を追加する方法について、備忘録を兼ねて紹介しました。
なお表示されない場合はソフト再起動や、別の軌道要素データを試してください。
またソフト自体がそこそこ重いため、PCスペックは充分に確保してください。
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