Sony E 11mm F1.8 SEL11F18
さて、今回アーカイブ化するのは Sony E 11mm F1.8 SEL11F18 です。
以前、ソニーマーケティングPR様よりレンタルさせていただいたものとなります。
このレンズはAPS-C用で換算で約16-17mmの明るい広角レンズとなります。
こちらは以前紹介させていただいた、15mm F1.4 G よりもさらに小型・軽量にできており
APS-Cフォーマットの特徴、そして良さがさらに出ている一本だと思いました。
SEL11F18 星空実写結果
それでは実写結果をご覧いただきましょう。カメラはいずれもA7IV(APS-C crop)です。
中央、隅のピクセル等倍像
次に中央及び隅のピクセル等倍像についてです。なお、この個体はほぼ片ボケ無しでした。
(おそらくレンタル品なので、比較的良い個体が選択されていることだと思われます。)
これ、すごいですね!中央付近は開放からシャープで十分使えるレベルとなっています。
というかシャープすぎて偽色が出てしまうくらいで、収差も全く認められません!
えっ・・?周辺もすごくないですか?これ。絞った効果がほとんどわからないレベルです。
若干、F2.8の方が引き締まった印象はありますが開放でもほとんど収差は出てきません。
このレンズは開放から安心して使える、APS-C星景レンズの決定版と言えそうです!
まとめ
APS-C用の明るい単焦点・広角レンズは、残念ながら選択肢がそこまで多くありません。
そのような中、星景撮影に非常に適したレンズと出会えたことを嬉しく思います。
また価格も安いとは言えないかもしれませんが、5万5000円前後(24年4月時点)です。
これなら少し頑張れば誰にでも入手しやすい価格帯と言えるのではないでしょうか?
写りを考えるとコストパフォーマンスという点で言えば最高と言っても良いかもしれません。
(なお、個体差が伴いますので全てのレンズについて性能を保証するものではありません。)
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