星空実写アーカイブ:データの保管場所として
今まで僕は色々なレンズを星空実写テストしてきました。
おそらく3桁には乗らないかもしれませんが、それに近い数になってきていると思います。
もちろん、データはすべて残してあるのですが、どこに行ったかわからなくなるものです。
そこで、せっかくブログをやっているので星空実写アーカイブとして、テストしたレンズの
実写結果などを随時まとめていくことにしました。
流れとしてはまず、レンズを軽く紹介し、すぐに実写テスト結果を載せていく形です。
光学性能のチェックなどに使えると思いますので、ご活用いただけますと幸いです。
Sony E 15mm F1.4G SEL15F14G
さて、今回アーカイブ化するのは Sony E 15mm F1.4G SEL15F14G です。
以前、ソニーマーケティングPR様よりレンタルさせていただいたものとなります。
このレンズはAPS-C用で換算で約22-23mmの明るい広角レンズとなります。
それでいて小型・軽量にできているので「ついで」に持ち運んでも苦になりません。
SEL15F14G 星空実写結果
それでは実写結果をご覧いただきましょう。カメラはいずれもA7IV(APS-C crop)です。
中央、隅のピクセル等倍像
次に中央及び隅のピクセル等倍像についてです。なお、この個体はほぼ片ボケ無しでした。
(おそらくレンタル品なので、比較的良い個体が選択されていることだと思われます。)
中央付近に関しては絞るほどシャープになる傾向は見られるものの、顕著な変化は無いです。
周辺はパープルフリンジが出現します。また絞るごとに改善されますが、放射方向の伸び
非点収差に関してはF4まで絞ってもあまり変わりません。しかし星サイズは基本的に小さい。
これならソフトフィルターを使えば周辺までほぼ、開放から使えるレベルと言っていいでしょう。
まとめ
APS-C用の明るい単焦点・広角レンズは、残念ながら選択肢がそこまで多くありません。
そのような中、星景撮影にも充分使える一本ということで貴重な存在だと思います。
ただしGレンズなので、やや高価という点がネックになってくるかなというところです。
星空だけを考えると20mm F1.8 とお求めやすくなったフルサイズ機の方がコスパいいです。
従って動画撮影など別用途で活用する目的があり、加えて星空やそのタイムラプス撮影を
視野に入れる、という方が適しているでしょうか。どちらかというと人を選ぶかもしれません。
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