CP+2026天文系ブースまとめ(後編)

天体写真(機材)
CP+2026天文ケーブスまとめ、後編です。もうイベントから2週間近くも経ってしまいましたので、今年のCP+に関してはコレにて一旦、お開きにしたいと思います。慣れない都会と人には参りましたが、非常に濃密で収穫のある4日間だったと思います!

後編スタート!

CP+2026の記憶もそろそろ薄れてくる頃になりましたが(苦)、まとめ後編となります。

こちらに無いメーカーは前編、もしくはその前のブログをご覧いだだけると幸いです。

おそらく全てのブースを回ったはずですから、どこかでは触れているんじゃ無いかと・・

Enif
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CP+2026から、はや2週間・・少し記憶は怪しくなっている今日この頃ですが、現地の熱気はまだ冷めやらない状態です!

濃密なお話ができた ZWO

今回、個人的に一番「濃い」話ができたブースが、ここZWOかなと思っています。

一部ビクセンとスペースを共有し、専用展示ははすみっこにちょこんという感じでした。

しかしながら「赤缶」はもちろんのこと、望遠鏡や赤道儀もある程度、揃っていました。

ところで昨年だったでしょうか?割とお買い得な4400万画素、フルサイズ機がデビュー;

当時は確か50万円を切れる価格設定で、非常にコスパが高いカメラだと思っていました。

そしてこのブログで

モノクロ版が登場したら欲しい

ということを宣っていました。QHY11の4倍の画素数で「ちょうどいい」と思ったのです。

ところが、残念ながらその可能性は非常に低いと言わざるを得ない状況らしいです・・

何故ならこのセンサー、工業製品としてモノクロを求める声がない、ということらしい。

当然、開発元のSonyとしてもある程度の発注が無ければ、製作する意味がありません。

本当に当たり前の話ですが、とにかく数が見込めない限り、センサーは登場しません。

(あるいは研究機関の特注など、大きな資金の流入が見込める場合は作ることもあるが)

Enif
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ということで残念ながら4400万画素のモノクロ機はまず、登場しないでしょう。もっとも最近はカラーでも感度十分、モノクロが必要とされるケースはナローバンドくらいだという事でした。

もう一点ほどお伺いしてためになった事が「ケーブルの太さ」についてです。

最近は「USB-C」が使われるようになり、高速通信にも適した規格と言われています。

ただし冷却カメラには依然としてプリンタで使われる、少し前のタイプが多いです。

しかしこれにはちゃんと理由があり「細い銅線はノイズが乗りやすい」から。

従ってある程度太さを持ったケーブルを使わないと、悪影響が出やすくなるという事です。

ちなみに昔のぶっとい線の方が、今の細っこい線よりもノイズは乗りにくいらしいです。

もしかしたらケーブルを変えるだけでも、画像に変化が現れるかもしれません。従ってフラットやダークを撮る時には全て同じものを使った方がいいですね。ついつい手元にあるものを使いがちですが、やはり可能な限り条件は揃えるべきです。

Askar/SHARPSTARでは写真鏡が並ぶ!

メインで使用しているSHARPSTAR130。その改良型をはじめ写真鏡がずらりと並ぶ!

Askar/SHARPSTARは今年もいわゆる「写真鏡」がメインに展示されていました。

屈折から反射まで、焦点距離もくまなく網羅されているな、といった印象を受けました。

ブースとしてはそんなに大きくないところですが、眺めはすごく良かったと思いましたね!

直近で発売された一本が、こちらの「SQA130」と呼ばれる屈折式望遠鏡とのこと。

大口径らしく80万円オーバー!と、非常に高価な望遠鏡です。それだけに性能も抜群。

焦点距離624mm F4.8ペッツバールAPO設計。イメージサークルは堂々の55mmと、中判に対応している事も特徴の一つです。スポットは周辺でも2.1マイクロと、結像性能も非常に高いです。

もう一本、巨大なイメージサークルを持つ、図体もでかい望遠鏡が圧巻でしたね。

口径は堂々の310mm!それでいてF3.8という、非常に明るいSCA310です。

シュミカセの変形らしいのですが、目を引くのはあまりに巨大なその副鏡部分ですね。

接眼部も特大のもので、こちらも堂々と中判をカバーするイメージサークルを誇ります。

まぁお値段は・・お察しですが笑。究極形はこれなんだろうな〜と、思いますけど・・

Askar/SHARPSTARは撮影を念頭に置いた望遠鏡がずらりと並んでいて壮観でした!最近は円安の影響もあり、やや高価な存在となりましたが、性能の向上も目覚ましく中判対応も増えてきた印象です。

125FLがいよいよ登場間近!BORG

もう一つ、天文ブースの中では比較的大きめなところが、ケンコートキナーの一角です。

ちょっとひっそりしていますが、毎年、赤道儀と望遠鏡が大小ずらりと並べられています。

そしてすぐ近くには・・

今年はBORGのコーナーも、少し復活していたような気がします・・!

昔より種類は減っていますが72FL、90FLそしてコボーグがちょろちょろという感じ。

今年は最盛期ほどではないかもしれませんが、BORGやタカハシ製品の展示も見られました。下手をするとこれからは国内メーカーの方がお安く手に入るかも・・?

そしてなんといっても、熱量高く解説されていた望遠鏡がBORG125FLです。

一昨年は展示があって昨年はそれがなくなっていて・・大丈夫か?と心配しました。

しかし開発は順調にするんでいるようで、いよいよ発売間近という事でした!

とにかく軽量かつ耐久力の高いカーボン素材が特徴的な大口径フローライト鏡筒です。

お値段はこれまた3桁クラス!のBORGフラッグシップに位置付けられる一本とのこと。

Enif
Enif

BORGも一昨年と同じくらいには戻ってきたという印象です。特に125FLへの熱量は高かったですね。なお、補正光学系については検討はしているけど・・ということで、こちらはしばらく待つ必要があるかもしれません?

ついに参戦!DWARF LAB

そしてついに!スマート望遠鏡を主軸として販売するDWARF LABもブース出来ました!

これは記念撮影させていただいたものです笑。手にされているのは最近登場したミニ。

口径は少し小さくなり単眼ですが、センサーも少し小さく換算焦点距離は長くなった模様。

M31を撮ると少しはみ出しちゃうんだよな〜はっはっはっー!ということでした。

逆に少し小さめのHαなどを狙うとちょうど良いみたいで、その辺りは差別化でしょうか。

とにかくDWARFはアプデの回数が非常に多く、自分自身、追いかけきれてないのが現状・・

どんどん進化していくので、これからもあまり置いてかれないようにしていきたいところです。

なお、ブースとしては小さいですが講演もいくつかあったようです。

ただすぐに満席になってしまうみたいで、自分が見た時は寄り付きならない状態でした。。

CP+2026の感想(まとめに変えて)

ということで、今年のCP+、天文ブースにを見て回った感想を2回に渡りお伝えしました。

全体の印象としては新規参加のメーカーも多く、特に小さいブースが増えた印象です。

一方で、一本とはいえタカハシの望遠鏡があったりBORGが去年より活発だったり・・

元通りの規模とはいかなくても、少し戻ってきたような感じもありました。

また一般的な光学メーカーでも天体写真の扱い(ほぼ星景写真とはいえ)増えた印象です。

これに関しては素直に喜ばしい事だといって良いと思います。

願くば来年も同じか、それ以上に天文ブースが増えて活発化すると良いなと思っています。

Enif
Enif

去年よりも参加社や展示製品は増えていたような印象です!講演も各所で開かれ活気を感じました。一方で、星空観察におけるライトの扱いなど、一般向けには注意喚起がもっと必要かなと思った次第です。


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