2025年になりました!明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年もA&B photo Enifや当ブログ(+Youtube)を何卒よろしくお願いいたします。
年明けはNIKKOR 400mm f/4.5 VR Sとともに
さてさて、新年がやってきてそろそろひと段落、というころではないでしょうか。
今年の年明けはNIKKOR445を貸し出しいただきましたので、せっかくだからという事で
しっかり遊んでみることにしました。
ちょうど昨年Nikon Z50IIを手に入れてマウントアダプター右往左往もひと段落したので
純正望遠レンズと違いはあるのか?野鳥撮影で確かめてみたかったんですよね。
まぁ実際に使ってみるとやっぱり明るい単焦点はすごくいいなと、痛感させられました。
ただAFに関してはマウントアダプターも意外に健闘しているのはちょっと意外でしたね。
NIKKOR445で天体写真!を撮りたかった・・
そしてこのレンズ、以前も貸し出しいただきまして簡単に星空撮影をしたんですけど
フルサイズ周辺まですごくよく写るんですね。流石のNIKKOR Z、光学性能高いです。
だから今回、もっとガッツリ露出してしっかり写真として仕上げようと思いました。
ちなみに野鳥撮影ではZ50IIを使っていますが、天体用にはフルサイズの方がいいので
Z6を装着することにしました。ただしこのカメラ、レリーズ形状が特殊なんです。
Z50IIからようやく統一規格になるみたいですが昔のNikonはコロコロ変わってました。
だから対応するためにASIAIR+SS-oneマルチドライブシステムに変更したんですね。
ところ、が・・
キャリブレーションエラー発生!どゆこと?
キャリブレーションがうまくいきませんでした!原因が全くわからないのですが・・
何故かキャリブ中、一方向にしか赤道儀が駆動しないというトラブルが起きてしまいました。
え?どゆこと?って感じですが、次の2枚のASIAIRの画面をご覧ください。
通常、西へ動いた後、東へ動くはずなのでdistはどんどん小さくなるはずなんですよね。
(別システムではPHD2 Guiding使ってるんですけど、そっちはちゃんと動くので)
これが東西だけではなく、南北でも同じ症状が出ていて、キャリブエラーを起こします。
その後、一応ガイド状態には入りますが一方向にしか修正信号が出ない状態となります。
これではまともにガイドできたものではありません!
もちろん回転方向の設定や、細かい設定も見直しましたがどう足掻いても同じ結果です。
よく晴れた冬の空ですから寒い中わけがわからなくなりなが2,3時間・・
いやぁ、本当にしんどかったです。撤収間際には機材はカチコチになってますし。。
何も撮らないのも癪だったので1時間だけノーガイドでM42周辺撮りましたが
これは多分お蔵入りです。右に左にフラフラ状態ですから、星がボテボテなんですよ!
考えられるエラーの原因とその究明に向けて
という事で新年の天体撮影は惨憺たる結果に終わってしまいました・・得た教訓は
新システム導入するときはちゃんとテストしてから!
と言うことですかね。一つだけ、心当たりがあって直前にASIAIRのアプデあったんです。
こういうファームウェアって新しいものは時々エラー吐くこともあるんですよね。
一方でASIAIRには問題ない可能性もありますので、原因を調べなくてはなりません。
撮影後に思いついたのですがSS-oneマルチドライブは直接ガイド信号も受け付けます。
なので次はガイドカメラとPCを繋いでPHD2 Guidingしようかと思っているところです。
これでも同様のエラーが出ればマルチドライブの方に何かある可能性が高いですし
ちゃんと使えたらASIAIRの新ファームがおかしいのかもしれません。
また、そもそも機材には問題なくて何か設定が間違っている可能性も0では無いです。
いずれにせよ新システムを動かすためには原因を究明しなくてはなりませんね、はい。
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