最近買ってよかった物と次に欲しい物

天体写真(機材)
最近は細々とした望遠鏡パーツを買っています。とはいえ撮影システムを完成させるためには欠かせない物です。そして・・次に欲しい物として、Hαフィルターが浮かび上がってきたのですが、どれを選ぼうか少し迷っているところです。

SVBONY M42XP0.75 1.25″ 変換AD (SV165用 延長筒)

まずはアメリカンサイズに対応した、M42XP0.75の延長筒です。SVBONYから発売中。

まず購入の動機ですが、ガイドスコープSV165の光路長を延長する必要があったから。

というのもガイドカメラASI120MM miniを使うとピントが出なかったからです。

(正確にはギリギリ出るけど、ほとんどガイドカメラが落ちかけてグラグラしている状態)

したがって何らかの方法で延長する必要があり、ちょうどこちらが検索にヒットしました。

もちろん、問題なく接続することができます。ストッパーネジが三つもあって豪華です。

また画像のようにロックネジを調整することで(M36?)ピント調整することができます。

対物側と接眼側で調整することによって、この組み合わせでも安定するようになりました。

もちろん自分が買ったものは機械精度も問題なく、普通に使うことができる良品でした。

YFFSFDC インバーター用 シガーソケットケーブル 

もう一つは電気系統。DC2.1mmジャックからシガーソケットに変換するアダプターです。

これはどこに使うかというと、SV241から赤道儀コントローラー用の電源をとるためです。

今まではポータブル電源から引いていたのですが、その道筋を変える事が目的です。

電源系統は冷却以外、SV241に集約してできるだけ赤道儀〜電源間のコードを減らす事・・

これにより組み立てや保守点検が少しでも楽になれば、と思っています。

もちろん、問題なく接続できて使えている状態ですがこれでもまだDCが余ってる・・

逆にUSBは一杯一杯の状態なので、できれば側面はUSBポートの方が良かったですね。

規格は2.0か(実際、天文はまだ2.0が多い)何なら通信ではなく電源のみでもいいですから。

DC12VオスからUSB5Vメスに変換するアダプター欲しいけど、大袈裟なものは・・

他には電源用のUSBを2分岐して使う方法を考えていますが、電力は大丈夫でしょうか?

どちらを選ぶ?3.5nm Hαフィルター

そして次は・・ナローバンドフィルターを考えています。理由は主に二つです。

まず、満月期に快晴が重なることもあるのですが、LRGBでは流石に撮影が難しい。

一方でナローであれば影響を抑え、さらに近所でも撮影できるという利点があります。

また現在使用中のフィルターホイール FLI CFW1-5は名前の通り、5枚入ります。

順当にLRGB・・と入れていくと、残り1枚、空きができるようになっているんですね。

そうなれば残りスロットにHαを挿したくなるのが、人情(?)というものであります・・

・Hα3.5nm, 50mm円形タイプに確定

ナローバンド撮影用のフィルターにもいろいろあるのですが、ここはほぼ確定しています。

(一応手持ちにAstrodonの5nm Hαフィルターもあるのですが、残念ながら径が小さい・・)

やはりHαが対象が多いこと、3.5mmの方が光害や月光をカットする能力が高いこと。

さらにはフルサイズ対応かつこのホイールに入れなくてはならないこと、これは絶対です。

・F2.3でもいいか?F1.8を考えるか?

ただしこのフィルター、基本的には「干渉型」ですから明るい光学系は懸念があります。

そこでわざわざメーカー側も対応するF値によってそれぞれ用意しているくらいです。

値段はそれぞれ7万円ちょい、8万円ちょい(税込)くらい(50mmオーバルタイプの場合)

もちろん、明るい光学系に対応するものになる程、お値段は上がってしまいます。

自分の場合、今はSHARPSTARを使っていますからF2.3でも構わないという状況です。

しかしカメラレンズなども視野に入れた場合、F1.8というのはかなり魅力的に感じます。

必要になるかわかりませんが、+1万円なら対応範囲広げた方がいいかもしれません。

しかしフィルター1枚に8万円・・と、どうしても逡巡が止まらない今日この頃です。


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