2024年にあったこと

まとめ
早いものでこのブログを書いている現在、2024年も残すところあとわずかとなりました。一区切り、ということで今年一体何があったか?思い出せるだけ綴っておこうと思います。

冬(1〜3月)

まずは1〜3月です(便宜上、冬とします。古典に倣って?)。

この時期にあった大きなイベントといえばCP+です。今年、初めて現地入りしました。

正直なかなか気軽に行けない場所なんですが、思い切って行ってきました。

現地では色々な方にお声がけいただき、すごくありがたかったです。

正直、やや萎えていた時期でもあったので、いい活力剤になったと思います。

ちょうどこの時期にタイムラプス撮影の仕事が重なり、かなり濃密な時間を過ごしました。

もちろん夏の天の川も顔を出し始める頃ですから、いよいよ気合の入る時期にもなります。

ああでも、そういえばこの時、望遠鏡を足の指先に落として大怪我しました。痛かった・・

春(4〜6月)

さて、春になって今年こそいよいよ望遠鏡撮影を頑張るぞ!と気合を入れて臨みました。

一発目はほぼ確実に撮れるであろう北アメリカ〜ペリカン、いわゆる北ペリでした。

ところがこの後、

SHARPSTAR13028HNTが大暴走

正直、今でも原因不明なんですが、ピント結ばなくなることがあるんですよね。

どうやら主鏡押さえがかなりシビアなようで、少し強く押さえると鏡面圧迫します。

そうすると途端に星がボケボケになり、全く使えない代物になってしまうようです。

いやぁ、明るい望遠鏡って気難しいなぁ・・と散々悩まされた1年となってしまいました。

一方で同時期に様々な商品レビューもさせていただきました。特に星空向きだったのは

これ、なかなか良いです。この画角、この明るさで星景写真にも充分使えるものでした。

(ただし個体差が大きいという報告もありますので、この点はご了承ください)

VILTROXも随分と進歩したもんだなぁ・・と感心させられたレンズとなりました。

Nikon Z6III / Viltrox 16mm F1.8 / 15X8sec / ISO1600 / Sequator, PS CC

夏(7〜9月)

この時期にあった大きな出来事といえばNikon Z6III体験会ですね。

一泊二日の弾丸ツアーでしたがお伺いさせていただくことができ、本当に良かった。

今年はとにかく、現地での出会いという経験が例年にないものだったかと思います。

同様の出会いはこちらでもありまして、ペルセ群の時期に前から気になっていた

撮影地に行ってみたのですが、おかげさまで今年はワイワイ楽しく撮れました。

Sony A7IV / 15sec / ISO600 / Sony 16-25mm F2.8 G (16mm F2.8)

あいにく望遠鏡がトラブル中で、せっかくの撮影地が活かせなかったのですが・・

これはまぁ2025年の課題になりそうですね。今年こそはなんとかしたいと思います。。

しかし今年の夏はとんでも無く暑かった!正直、暑いのはダメなんですよねぇ・・

夜になっても蒸し暑い日が続いて、中々晴れてくれなかったという記憶が残っています。

秋(10〜12月)

そして今年の大きな天文イベントといえばやはり、これでしょう!久々の大彗星です!

Sony A7IV / 15X4sec / F2.8 / ISO400 / Tracker

まだまだ紫金山ーアトラス彗星は記憶に新しいところだと思います。

あいにくこれからという時に悪天候に見舞われましたが、明るい時の姿はなんとか撮影。

もうちょっと頑張りたかったようにも思いますが、他にも色々やりたいことあったので。。

その一つが今年ついにベールを脱いだ、新タムキューでの星空撮影でした。

これ、本当に見違えるようになっています。旧タムキューと光学性能が雲泥の差ですね。

レベルとしてはあのアポゾナーと並べても遜色なく、むしろ色収差は少ないレベルです。

また干渉フィルターとの相性もよくテレセントリック性の良さも伺えました。

Sony A7 mod.(HEUIB-II MFF-S2) / 300X28sec / F2.8 / ISO1600 / SS-one(Autoguider Pro)

そして久々にカメラレンズを使って割とガッツリ撮ったのですが・・うん、苦労少ない。

ちょうどこの時期、望遠鏡での撮影結果が最もボロボロだったんですよねぇ。

そこにこの高性能レンズですから、改めてその良さを痛感させられました。

新生タムキューに関しては本当に素晴らしいので、どこかで必ず手に入れたいですね。

そんな中ではあるのですがようやく最終盤に来てSS13028HNTも落ち着きました。

L画像にHα画像を加算平均合成(RGB成分は同じものを使用)

そしてSVBONYさんのSV605MCというモノクロ冷却カメラもレビューさせていただき

ここでLRGB合成やHαのブレンド方法など、多くの学びを得ることができたと思います。

まだまだ課題は残しますが一通りのワークフローは出来ましたので、来年こそは!

なんかそんな感じのこと、毎年言ってる気しますけどネ・・

尚、最後の最後にクリスマスプレゼント(サンタは自分自身というやつ)も来ました。

それがNikon Z50IIというカメラなのですが、非常に素晴らしい逸品となっています。

今はこれを使って野鳥撮影するのがかなり楽しいんですよねぇ、ほんとに。


というわけで今年1年、本当にお疲れ様でした。

また私なんかにお付き合いいただいた方、ネット/リアルともに大変ありがとうございました。

来年も引き続き、こんな感じでやっていく予定なので何卒よろしくお願いいたします。

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