Nikon Z6は天体(赤外カット除去)改造に最適!

天体写真(機材)
Nikon Z6を分解しました!今更ですがこのカメラボディ・・さまざまな理由からものすごく天体改造に適しているという事がわかりました!古いですが画質だけならまだまだ使えるフルサイズ機。せっかくなので中身の確認とおすすめの理由を書いておきます。

あまりに晴れないもので・・

4月もそろそろ終わりそうです。いやー今月は、パンスターズ彗星が素晴らしかった・・

って、言いたかったですよ!!残念ながら、ほぼ曇りでどうにもならなかったです。

それどころかまともに撮影できていないため、レビューもかな〜〜り滞っている状態です。

まぁ、でもお天気は嘆いても仕方ない。だからできることをやろうと思って・・

カメラを分解しました

今回、ターゲットになったボディはNikon Z6。フルサイズミラーレス機です。

何といってもその特徴は、Zマウントを活かした素晴らしいレンズ群が使用可能であること。

以前から改造を目論んでいましたが、この曇天期間に、計画を実行に移すことになりました!

Nikon Z6 赤外カットフィルター除去改造

主に天体用にカメラを分解、改造する目的は二つです。

まずは、星雲を撮影するにはほぼ必須と言える「赤外カットフィルター除去」改造です。

術式は一度センサーユニットまで分解して該当フィルター除去、再構築という流れです。

難易度はボディにより異なりますが、たいてい躓くポイントがいくつか用意されています。

Nikon Z6の場合は「EVFユニットの取り外し」。こんなところに隠しネジがあって・・

視度調整ダイヤルの銘板が両面テープでくっついていて、+側に切掛けがあります。

これ、知らないと外すのが難しい。EVFを外さないと、センサーが取り出せないのです。

また、テープと言えばグリップも貼り付けられたもの。

割と力を入れて強引にベリベリベリっ!と引っぺがす必要があります。結構力がいる・・

これを剥がしておかないと背面モニターのユニットがフリーにならず、取り外せません。

ポイントはこの二点くらいでしょうか?あとは大体、ネジは見えている状態でした。

ケーブルも基本的にはフラットケーブルが使われていて、半田は必要ありませんでした。

Enif
Enif

フラットケーブル扱う時は断線には注意!特にセンサーと繋がっているケーブルは「ツメ」が無く、引っこ抜く形になるので少し怖いところです・・

従って、分解自体は比較的楽なカメラだったと思います(分解なら誰でもできるが)。

これでセンサーユニットの取り外しができました。揺らすとIBISの動きがよくわかります。

ただしそのせいでよりディープな天体改造「冷却化」はかなり難しいようで・・

一瞬、IBISユニットを破棄すればななんとかなる・・?とも考えましたが分解が厳しそう。

さらにそんな状態で動く保証もありませんから、冷却改造については諦めざるを得ません。

極薄赤外カットフィルター!と組み上げ時の注意点

それでは赤外カットフィルターを取り外しましょう。Nikonは比較的、楽なものが多い。

(SonyやCanonはたいてい接着されていて、外すと割れてしまう事が多い・・)

こちらがそのフィルターです。

うす〜い!(某CM風)

いや、噂には聞いていましたが本当にうっすいです!実測で0.4mmくらいしかないです。

こんなに薄いのは初めて。たいていは2mmくらいのフィルターが使われていますからね。

それでいてフィルムではなく、ちゃんと光学ガラスをベースに作られているみたいです。

表には現れないですが、こんなところにNikonの技術が詰まっていると感じました。

この薄いフィルターがオールドレンズと相性の良い原因と言われていました。真偽は不明ですが基本的には薄いほど光のロスや折れ曲がりが少なく、光学性能は上がることでしょう。

さて、フィルターに感動した後は元に戻していきましょう。字面ではものすごく簡単・・

しかし実際にはこれが茨の道だったりします。実は今回も一度エラーを起こしました。

原因はセンサーのケーブル。これが正面から刺さっておらず、通電していませんでした。

このようにフラットケーブルは簡単に抜けるのですが、ちゃんと差し込む事は難しい。

もしカメラの分解・改造をするときはこれを覚悟しておいてください。

おすすめ理由;完全に分解しなくてもスケアリング調整可能!

ということで無事、天体撮影に適したNikon Z6を手に入れる事ができました!拍手!

ただ分解していて、気づいた事があります。これが背面モニターを外した瞬間ですが・・

実はスケアリング調整ネジに、この状態でトルクスレンチが届くようになっています!

(右下の赤いマーカーをつけているのがそのネジ。後は左下と、EVF横にも同じネジがある)

つまり完全に分解する事なくセンサーの傾きを調整可能。これって市販のデジカメでは画期的!

何となくどのレンズでも片ボケするな・・と思ったらこれを調整してもいいかもしれません。

Enif
Enif

これほどスケアリング調整が簡単な一眼カメラはなかなかありません!たいていは、基盤の奥底の方に眠っている状態ですから・・分解も最小限で良く、電気系統も触る必要がありません。

もうZマウントで騒いでいたのも今は昔。Z6も随分とお求めやすくなりました。

画素数こそやや控えめですが、画質は今でも十分。改造ベースに最適だと思いませんか?


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※2カメラの分解・改造は自己責任で!当然ですが保証は受けられなくなってしまいます。

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