星景写真ではほぼ必需品となっているソフトフィルター。最近はリアフィルターホルダーを備えているレンズや、専用クリップも用意されていて、シートタイプが使われる事も増えています。Kenkoから「再販」されて久しいですが、この度、ようやくバラ売りが開始されました。
星景写真の必需品!?ソフトフィルター

星景写真を撮影(他にはイルミ撮影)するとき、使われる事が多いソフトフィルター。
星を「適度に」滲ませ、星座の形や星の色をよりはっきりさせる目的があります。
以前、使用するメリット・デメリットについては「星空写真講座」にまとめました。
(そういえば講座の続き、何もやってないな・・!)
最近は特に広角レンズでは専用のホルダーを備えているケースも増えてきました。
またどちらかというと、レンズの後玉以降に配置する「リア型」が好まれるようです。
一度Leeが販売終了し入手困難になりましたが、無事ケンコーから「再販」されました。
待望のバラ売り開始
ところがNo.50/100/150がセットになっている「まとめ売り」しかありませんでした。
これを「バラで売ってくれ〜!」という声は、そこそこあったように思います。そして・・
この度ようやくバラ売り開始!
されました。以下のように、それぞれ5000円程度(25/07/25時点)で販売されます。
No.50(ソフト効果最弱)
No.100(ソフト効果中間)
No.150(ソフト効果強め)
もちろん、セット販売より単体価格は上がってしまいますが致し方ないところでしょう。
どれを選べばいい?ソフト効果の強弱について
ここでもう一度、どれを選べばいいか?簡単にまとめておきたいと思います。
基本的にはソフト効果と露出時間、ソフト効果と画角はそれぞれ反比例の関係です。
つまり露出を伸ばすほど、また望遠寄りになる程弱めが良い、という事です(逆も然り)。
経験的には赤道儀追尾する場合、また準広角より望遠側は最弱でいいと思っています。
もちろん好みにもよるのですが、あまり滲ませると肝心の天の川もボケてしまうので。
逆に20mm以下の超広角で固定撮影の場合は、大きく滲ませる事もあります。

あ、ちなみに自分はLee No.1~5を持っているので、今のところはいいかな^^;
ただNo.5はだいぶ加工して残りが少なくなってきたので、そこを補填するかもしれません。
こういうときにセットで無駄に買わされなくて済むため、バラ売りはありがたい限りです。
注) 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
コメント