CP+2026天文系ブースまとめ(前編)

天体写真(機材)
もうCP+が閉幕して1週間経とうとしていますが、ここでは天文系ブースを中心に、ざっと振り返ってみたいと思います。大小様々なブースで色々な展示はありましたが、基本的には撮影用の機材を中心に色々とお伺いしてきました(ここでしか聞けない話もあります!)

CP+2026雑感

早いもので、今年のCP+も閉幕から1週間が過ぎてしまいました。

まだその熱気は冷めやらぬ(そして疲れがまだ残る・・)ものですが、そろそろ纏めましょう。

このブログではあくまでも「天文系」に注目していきたいのですが、まず全体として

一般ブースでも星空の扱いがそこそこ大きくなった

ように感じました!まぁ自分が、それを中心に見ている為だと思いますが(いわゆるバイアス)。

それでも講演などもある程度大きいメーカーであれば、星空関係の話題はありましたし

歩き回ればどこかで誰かが話しているような感覚ではありました。

後はとにかく、人が多い!特に会場の中ほどになるともはや身動きが取れず、苦労しました。

Enif
Enif

今年も多くの人々が来場したCP+・・田舎モンの自分にとっては、慣れない人混みにいつも苦労させられますが、貴重なイベントです。

とまぁ、雑感はコレくらいにして、各ブースのまとめや少し深い?話をしていきましょう〜

Vixen(ビクセン);AX-EVO2.0赤道儀への期待

まずは個人的興味と言いますか、望遠鏡やカメラの方はもうある程度、揃っています。

一方でそろそろ赤道儀、GPD-2ではちょっと積載重量が厳しい状態になりました。

そこである程度、パワフルな架台が欲しいな、と考え始めているところなんです。

AX-EVO2.0赤道儀(参考出展)

昨年も参考出展されていましたが、いよいよ形が見えてきたAX-EVO2.0赤道儀!

特徴の一つはパワフルな「揺動歯車」を採用していることです(昨年はこちらも展示)。

今の所、コンパクトながら「アトラクス」クラスの耐荷重を想定しているという事でした。

またコントローラーについても開発中で、やはり無線だけでなく有線も用意したとのこと。

コレは正解だと思います。もちろん無線の方が全体的にスッキリとするでしょう。

しかしながら、特に接続が不安定になることもあり、絶対に外せない遠征だと怖い部分。

あくまでもオプション対応として、基本形は従来通りにした方が信頼できると思います。

ただしあくまでもコントローラーは開発中。例えば極軸支援機能などを追加中との事です。

時間はもう少し必要なようですが、来年くらいには新たな進捗報告があるかも・・?

Enif
Enif

プロトタイプからいよいよ形になってきたAX-EVO赤道儀!VixenのIさんのお話からも、意気込みが伝わってきた製品です。

手ぶれ補正に感動

もちろん赤道儀だけでなく望遠鏡やフィールドスコープ、双眼鏡も展示されていました。

個人的には防振装置、いわゆる手ぶれ補正を使った時の見やすさに感動した次第です。

防振ってこんなに効果あるんだ!と、今更ながら単純に思ってしまいましたね笑

代理店が変わったセレストロン

ところで、ビクセンといえば昨年まではセレストロンの国内正規代理店でした。

しかし今年から取り扱いが変わったようで、ここのブースは完全に独立していました。

ちょっと聞き慣れない代理店でしたが、どうやら望遠鏡の取り扱いは初めてのようです。

(ガジェット系とか・・そんな感じだったかな?他のブースでも同社取り扱いの商品あり)

それもあってか、昨年よりもスペースが大きくなり展示された商品も増えていました。

特にアイピースなどは昨年見かけなかった記憶なので、この辺りは代理店変更の効果か。

一通りの商品は揃っているという印象で、中の方も比較的若く、勢いがある感じでした。

個人的に笑った点は、フィールドスコープがOM SYSTEMの模型の鳥を向いていた事。

なんか怒られそうなものですが、隣のブースからOM SYSTEMの方が来訪

もっとこっちに向けた方がいいよ

と、アドバイスを貰ったそうです笑。ちょうど専用機OM-3 ASTROも発表された矢先・・

ひょんなことからまた、新たな展開が見られると面白いな、と期待してしまうところです。

いつも通りラインナップが豊富なサイトロン・ジャパン

今やこの界隈ではトップクラスに大きいブースを誇る、サイトロン・ジャパン。

今年も望遠鏡からカメラまで充実の品揃え、そして数多くの講演が行われていました。

SJH-75UF(サイトロン・ジャパン扱い)

少し前から話題になっていたアストログラフ。純国産のいわゆる「フラッグシップ」です。

口径75mm、F5という仕様の屈折式望遠鏡です。また、すでに発売済みで、実売価格が税込み約60万円となっています。レンズは6群6枚構成です。

仕様に対して少し高価には感じますが、フルサイズ周辺で1.21[um]の星像を誇るそうです。

とにかく「究極を目指した」という謳い文句に偽りはない作りと思って良さそうですね。

ただ、発売後にも関わらず光学設計は公開されていません。お伺いすると、不出との事です。

ちょっと珍しいと言いますか、普通はカメラレンズだって公開されているものですよね。

「コピー」を恐れたのかな?と思いますが、分解されたらわかっちゃうよなぁ・・

あるいは特許絡みでしょうか?ちょっと解せない部分があるようには感じてしまいました。

(もしどこかに置いてあれば見落としなのですみません。すぐに出てこない事は確かです。)

NAKOH 60GT (+0.65Xレデューサー)

こちらも一部で注目のアストログラフ。「奈光」というメーカーさんが製作されています。

口径60mm、F6の屈折式望遠鏡です。こちらは希望小売価格、税込み約13万円。望遠鏡自体は3枚構成ですが、撮影用にX1.0のフラットナー、および明るくなるX0.65のレデューサーが用意されています。

こちらの望遠鏡で注目したいポイントは非常に明るい、撮影用のレデューサーですね。

コレを使用することで口径60mmの鏡筒としては恐らく最も明るい、F3.9になります。

ちょっと公式の作例では明るい星が大きめに写っている点が気がかりではありますが・・

ただ値段もレデューサーまで含めて税込20万円(希望小売価格)程度と比較的控えめです。

同クラスの望遠鏡としてSV555を買ったばかりですが、さてさて、どうなることやら。

冷却カメラとか

もちろん、冷却カメラもありました。しかし今年は少し品揃えが少なめに感じました。

昨年は確かモノクロの中判とかも展示してあった気がするのですが・・その代わり

スペースをとって展示されていたPEGASUS ASTROの電子アイピース付きカメラです。

これ一つで撮影も観望もできるし、さらにはST-4対応のガイドカメラにもなるみたいですね。

電子観望の完成系はでしょうか?とは言えこの形だと「光学」アイピース使いたくなるような・・

サイトロンジャパンブースはとにかく品揃えが多種多様でした!また講演も多数行われており、毎年のことながら天文系では一番活気があります。

日本望遠鏡工業会・・復活のタカハシ!

そしてブースとしては最小となりますが、今年はタカハシの姿も見ることができました!

と言っても「日本望遠鏡工業会」の一角にちょこんと置いてある感じでしたが・・

こちらも口径60mm、F5.9の望遠鏡です。小型アストログラフの先駆けと言える存在でしょうか。最近、0.85倍の撮影用レデューサーが発売されました。

こちらは元々「身近なタカハシ」として広く愛されていた望遠鏡です。

なんといってもお値段が税込で10万円以下!最近はますます円安傾向にあるご時世です。

こうなるともはや海外製品よりも、国産のタカハシの方が安くなってしまうんですね。

それでもタカハシらしい「無骨な美しさ」を感じますし、何より持った感じが軽かった!

最近は0.85Xのレデューサーも発売されたようです(もちろん、フルサイズに対応します)。

残念ながら旧型の0.72倍より縮小率は下がってしまいましたが、結像性能は上がった模様。

またFSQ-80FCも発表され、いよいよ騒がしくなってきた、タカハシの今日この頃です。

来年はどうなるかわかりませんが「ぜひ赤道儀とかも!」と、お願いだけはしておきました笑


後編へ続く・・(思ったよりもだいぶ、長くなってしまったので!こちらも濃密です)

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