望遠鏡の特注リングパーツを製作していただきました

天体写真(機材)
SHARPSTAR13028HNT用の特注リングパーツを製作していただきました。今回はほしぞら工房のしばた様に製作いただきました。一点物かつ高精度が必要ということで、決して安い物ではありませんでしたが、非常に満足のいく仕上がりでした。ついでにフードの製作も進めているのですが・・

特注に至った理由

中々スカッと晴れない日が続きます。。五月あたりは良い空に巡り会えたのですが。

そしてその時に、冷却カメラの運用を本格的にはじめることができました。

しかし実際に使うと色々課題も見つかるもので、QHY-CCDのCFW-2がどうも不安定。

またダンパーとなるゴムリングが無いので、フィルターが割れないか心配でした。

一方で手持ちのFLIのフィルターホイールCFW1-5は、そのあたりがちゃんとしています。

だからどうにかこうにか、QHY-11をこちらに接続できないか、色々相談しました。

特注したリングパーツ

そうして出来上がったのが、これらのリングパーツ(テーパーアダプター等)です。

今回はほしぞら工房しばた様に製作いただきました。

このような業者様はいくつかありますが、ブログを拝見させていただくと

以前にQHYとFLIの接続パーツなどの製作例があり、安心してお任せできると思いました。

ほしぞら工房
金属を加工して天体観測用機材を作っています

実際「ここはこうした方が良い」等、アドバイスもいただきながら仕様を決めました。

例えばカメラのマウント面は最初、EOSを計画していたのですが、光路上厳しいとのこと。

(できるにはできるが、ロック機構を入れるスペースが無いため、オススメはできない)

また標準の接続リングは内径が44mmで、フルサイズでは周辺減光の要因になる。

これをM54に拡大することで、改善が見込めるとのことでした。

さらにこれは、こちらからお願いしたのですが、スケアリング調整機構付けました。

カメラを装着したままでの調整も可能で、さらに星像を追い込む事ができます。

そしてQHY11にCFW1-5を装着すると

ぴったしです。もちろんガタなんてものはありません。まるで純正。

これはパーツ一式を送って、現物合わせしてもらった事が良かったようです。

時間は少しかかります(とはいっても梅雨期間程度)が、絶対に現物合わせがいいです。

なお、料金につきましてはそこそこのレンズ一本ぶんくらいなので、格安とは言えません。

ただ細かいところまで追い求めるなら避けて通れないので、思い切って投資しました。

そしてこれらを望遠鏡に取り付けると

こんな感じです。装着には問題ないですが、しかし・・

カメラ側、だいぶ重たいね

これちょっと、実戦投入してみないとわからない。姿勢でスケアリング変わらないか、とか。

鏡筒が少しヤワなカーボンなので強度が心配なんですよねぇ〜・・

フード製作等も進行中

フード製作も進行中です。現状、このような感じです。

これは、いわゆる巻きダンと呼ばれるものです。以下のような材料で作っています。

巻いては木工ボンド、巻いては木工ボンド・・の繰り返しで、途中飽きがきてしまう(笑)

何日かかけてようやくここまで来ました。しかし色々と気を使う事が多いですね。

この望遠鏡、F値がやたら明るいので、その分フードの内径を大きくしなくてはなりません。

また接岸部からトップリングまでの距離が無いため「引っ掛かり」が作りにくい。

それらを考えて、結局フード部分は16cmくらいになってしまいました。

これでほんとに効果があるかどうか・・やっぱり実戦投入してみないとわからないですね。

もちろん、これで完成ではなく艶消しブラックを吹いて、遮光リング作って・・

さらには銀マットを巻き付けてようやく完成です。まだまだ先は長いなぁ、と感じます。


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