Nikonの最新フラッグシップミラーレス機Z9がやってきた!
突然ですがNikonの最新フラッグシップ機、Z9がやってきました!(機材貸出:Nikon)
意欲的な逸品として衝撃をもたらしたZ9ですが、まさかこれを手にする日が来るとは。
しかしいくらボディが最高級品でもそれに見合ったレンズが無ければただの箱ですよね?
ご安心ください。レンズも望遠を始め、Nikonが送る渾身の光学系が届いています。
こちらは Nikkor Z 400mm f/4.5 VR S という今までに見なかった類の一本です。
さらにいくつかのレンズも手元に来ていますが、こちらは諸事情により土曜に公開予定。
もちろん、こちらのブログでもそのレビューをしっかりまとめたいと思っています。
Nikon Z9 を使ってみて思ったことー使用感ー
フィルムからデジタルまで、今までもNikon機はいくつか使ってきました。
特に天体写真では未だに最高傑作と言えるD810Aに大変お世話になっております。
基本的に操作系は共通する部分が多く、Nikonユーザーなら馴染みやすいと思います。
大きな違いは一眼レフは左側にもボタンが配置されていますが、それがないという事。
また当然ですがミラーレス機なのでアイピースシャッターがなくなっている事です。
さらにプロ機ということもあって縦位置グリップと周辺のボタンが充実しています。
メニューについてもZ9専用と思われる機能はありますが、基本的な型は同じですね。
ただしAFの高度な設定やミラーレスならではのIBIS設定などが用意されています。
またNikonにあまりそのイメージ無いかもしれませんが動画機能も力が入っています。
星空タイムラプスでは夜から朝にかけて滑らかに撮影できる機能が強力ですね。
プロ仕様の高速撮影、高速AFが生きる場面
やはりプロ仕様のフラッグシップと言えばそのメーカーの技術が詰まっています。
Z9は連写、AF、読み出しなどが高速化されており一瞬を切り取る力が非常に強い。
このようなカメラが生きるのは僕の場合は野鳥を撮影する時なんですよね。
実際に Nikkor 400mm f/4.5 VR S を取り付けてしばらく野鳥を撮っていました。
AFの挙動に若干の改善点はあるものの、流石に高級カメラだけあって撮りやすいですね。
(本当はカワセミの飛び込み撮りたかったのですが、何故か遭遇率が低い。。)
瞳AFが名前の通り「瞳さえ見えていれば効く」状態なので前ボケなども作りやすいです。
加えて4500万画素ありますからトリミング耐性も高く、割と大胆にクロップも可能でした。
天体写真の撮影ではどうか?ー残る2本のレンズとともにー
一方で天体撮影にはどうでしょうか?正直「Z9だからこそ」の部分は少ないと思います。
理由はあまりその高速性が生きる場面が多いとは思えないからです。
ただし高画素機という点では優位性があります(Z7IIと同等ではありますが)。
またタイムラプス機能は非常に強力で、夜明けに消える星空などが表現できます。
加えてZマウントの大口径さを活かした高性能レンズ群の存在は非常に大きいです。
実はこの中にまだレンズが2本入っており、天体撮影に適したものとなっています。
近々その撮影結果(たぶん、星景)とともに紹介していきますのでこうご期待ください!
ということで突然やってきたNikonの最強フラッグシップ機Z9についてでした。
Nikonさん、どうもありがとうございました(これからもよろしくお願いします)。
コメント
Z9をNikonから借りたってことですか???
撮像素子としては天体向きかわかりませんが、
スターライトビューがいいですよね
Z6後継機にも載せて欲しい機能です
はい。機材一式を貸し出しいただきました。
D810Aのような天体撮影に向いたモデルとは言えないですが、サポート機能はなかなか優れていますね。
Z9は心情的に改造しにくいので、Z6,7などに搭載されるとより良いかと思います。