AIトラッキング機能付 FeiyuTech SCORP 2 電動ジンバル

カメラ

一眼カメラ用の本格的電動ジンバル雲台 FeiyuTeck SCORP 2

「動画」というものは読んで字の如く、動きのある画像のことを表しています。

動いてこそ動画、と言うわけですがそのスパイスの一つとして電動ジンバルがあります。

僕も今まで幾つかのジンバルを使用、紹介させていただきましたが今回はより本格的な

この一台をレビューさせていただく機会をいただきました!

まずはなんといっても一眼カメラにも対応している本格派の電動ジンバルだと言うこと。

そしてAIトラッキング機能を搭載しカメラマンの役割もしてくれると言う特徴もあります。

機能も非常に豊富で色々遊べそうなので、その辺りも見ていきたいと思います。

開封とセッティング(バランスのチェック)

まずは開封からです。約30cm四方の箱の中身はこんな感じでした。

プレート等は分解された状態で、全てのパーツがピタッとスポンジにハマっています。

従って元箱には一旦、バラさないと入らないので組み上げたまま運用したいのであれば

別にケース(例えばペリカンとか)を用意するなどの対策が必要になってきます。

プレート等についてはコツが必要ですが、特定の方向にしか入らないように出来ています。

ちなみにカメラプレートはアルカ規格ではなく、専用規格になっているようですね。

さて、とりあえず組み立てが終わりましたのでカメラを実際に載せてみましょう。

この時バランスをとらないといけないのですが、この点に関しては他のジンバルと同様。

その為調整部分は割愛させていただきますが、比較的バランスはとりやすい方でした。

この辺りは赤道儀と同じ事情で、大型になればなるほど調整は楽になってくると思います。

実際にカメラ(Nikon Z6 + VILTROX 16mm F1.8)を載せてみるとこんな感じになります。

バランスOK!つまり一般的な一眼カメラ+大口径の超広角レンズまで積載可能となります。

実際にはレンズの長さにも依存するのですが、ペイロードは2.5kgとなっているようです。

タッチパネルで(アプリ有)直感的に操作可能

それでは電源を投入してみましょう。電源ボタンは立ち上がるまで長押してください。

なお、一回押しの場合は液晶パネルに電池残量が表示されます(立ち上がりません)。

電源が入ると音が鳴った後、正常に動作していれば液晶パネルが点灯するはずです。

液晶はタッチパネルになっていて直感的に操作可能ですが、フリック操作が少し独特です。

結構小さいので手が大きい方は操作が少し難しく感じるかもしれません。

ちなみにボタンやスティックもいくつか用意されていてジンバルだけで操作は完結します。

ただし「Feiyu SCORP」なるアプリもあって、こちらを使うと言う手もあります。

ジンバルとしても「カメラマン」としても活用できるSCORP2

それでは実際に使ってみます!動画でなければわからないこともあるため以下の動画で。。

いかがでしょうか?若干、僕のジンバル歩きが甘いところはありますが(苦笑)

まずは一眼カメラ用のジンバルとして充分なパワーはあるように感じました。

それだけでなくローアングルにも対応していてシームレスに移行可能となっています。

セッティングを直さなくてもすぐに変えられるため、より多彩な表現を可能とします。

これは意外と対応していないジンバルも多いので結構、ありがたいところですね。

さて、お次はこのジンバルの目玉機能とも言える「AIトラッキング」についての雑感です。

被写体の判別などは横っちょについている小さなカメラでやっているようですね。

従ってメーカーに関係なくどのような一眼カメラでも使える機能となっています。

実際に使ってみると。。確かにカメラマンのようにトラッキングをしてくれています。

ただし課題も少しありまして・・少し動きが大きくなるとやや不自然さが目立ちます。

具体的には「カクッ」とした動き、初心者みたいなジンバルワークをするんですよね。

これに関してはゆっくり動くことを意識する必要がありますが、アプデにも期待です。

面倒な水平だしも不要!?星空タイムラプスにも使えそうだが・・

そしてアプリと連携することでさらに豊富な機能を使うことが可能となります。

その中で個人的に使いたい機能が「撮影ディレー」というモードです。

(いわゆるタイムラプスだが、輸入品にありがちで日本語が少々おかしい^^;)

撮影時間は最大190分、また間隔も数十秒とれるようになっていることが特徴です。

これはすなわち・・星空タイムラプスにも応用できる、ということを表しています!

しかもジンバルですから面倒な水平出しも不要でさらには上下動も可能となってきます!

なかなか面白そうだなと思ったんですが、ケーブルがNikon Zには未対応なもので・・

Nikon Z6 / VILTROX 16mm F1.8 / 10sec / ISO6400 (これにモーションを付けたいが・・)

うーん、Sony 16-25mmレンタルしている時にこの機能、試すべきだったな(激しく後悔)

ケーブルレリーズの規格、ほんと乱立するのやめてくれませんか・・?というか正直

メーカー間で統一してください!

これはジンバルの問題というより一眼カメラメーカーの問題なんですけどね・・

尚、肝心のタイムラプス機能についてですが長秒露光でも問題なく動く事は確認しました。

天体撮影での応用とか(まとめに変えて)

ということで一眼カメラにも対応した本格ジンバル雲台を紹介させていただきました。

天体撮影でも色々応用できると思っていて、まずは動画にもした通り望遠鏡紹介等です。

今まではどうしても固定的な画になっていましたが、少し動きを加えることができます。

また、タイムラプスでも左右だけでなく上下動もできるため表現の幅が広がります。

まだまだ試したい機能もありますので折に触れてさらに紹介できたらと思っています。


※本製品はFeiyuTech様より提供を受けております。

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